脊柱側湾症は、背骨がねじれながら片側に曲がってしまう病気です。脊柱側湾症には、悪い姿勢が原因でおこる機能性側湾症と、原因不明の突発性脊柱側湾症とがあります。体の歪みがもとになって、
腰痛をひきおこします。
突発性脊柱側湾症は、小学校高学年から中学校ごろの女の子によく見られます。幼いころにかかると、症状がどんどん重くなる傾向があります。
骨格ができおわる二十代から三十代は、あまり突発性脊柱側湾症になることはありません。高齢になって体の筋肉や骨が弱くなると、突発性脊柱側湾症が再発することもあります。その場合には、ほかの要因も加わって
腰痛が強くなってしまいます。
機能性脊柱側湾症は、若いうちには
腰痛をはじめとする体の痛みがないか、少ないといわれています。しかし実際には、
腰痛のために体育の授業が受けられないといったケースもあります。機能性脊柱側湾症が重くなると、腰にある神経を圧迫するため、歩くことさえままならないほどの
腰痛となります。さらに肺が圧迫され、呼吸がむずかしくなることもあります。
現在、小学校と中学校では一年に一度は脊柱健診があります。しかし、ここでは脊柱側湾症が見つからず、そのまま成人することが多いのだそうです。脊柱側湾症は、早期に発見することが重要です。ときどき子供の背中のバランスをみて、脊柱側湾症になっていないかチェックしましょう。