化膿性脊椎炎

化膿性脊椎炎は、細菌が背骨にはいってしまい化膿する病気です。しばしば腰痛を引きおこす病気のひとつです。

化膿性脊椎炎では、細菌がリンパ液や血液を通じて背骨に達します。また、背骨の近くにある内臓や組織から、細菌が背骨に感染することもあります。化膿性脊椎炎は、腰椎の軟骨や骨のダメージが進み、まるで猫背のような変形をおこします。その結果、腰などの皮膚をやぶってたまっていた膿が出てきたりします。体へさまざまな悪影響があり、腰痛もひきおこします。

背骨の静脈は、背骨を中心としてまわりに細かく広がっています。静脈の広がりは、体のあらゆる場所にある静脈系や門脈系ともつながっています。こういった静脈には、逆流をふせぐことはできません。ですから血液の逆流でおこる転移性感染が起きてしまうのです。

化膿性脊椎炎のひきがねとなっているのは、緑膿菌や黄色ブドウ球菌などです。尿道カテーテルや血管内カテーテルといったものを、使ったままにしておくのは危険です。

高齢者が化膿性骨髄炎になった場合は、胸椎と腰椎へ感染しやすくなります。ですので、腰痛にもなりやすくなります。また、体の弱った高齢者が泌尿生殖器感染すると、化膿性脊椎炎を起こしてしまいます。この場合、腰痛がひどくなります。

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