腰椎変性すべり症は、中年以後の女性によくみられる
腰痛です。第4腰椎と第5腰椎のあいだで発生しやすい症状になります。脊椎分離症と、おなじ場所でおきる
腰痛ですね。
しかし、脊椎分離症とは異なり、椎弓の上下関節突起には断裂がありません。腰椎変性すべり症は、椎間板や椎間関節のトラブルと連動して起こります。腰椎変性すべり症の特徴として、足のしびれがあげられます。さらに足の親指に力が入りずらかったり、足の筋力がダウンしたりすることがあります。
腰椎変性すべり症は、脊椎の安定にかかせない椎間関節が弱い場合に、頻発しておこる
腰痛だといわれます。その原因には、年をとったことで椎間板の機能が低下してしまうことがあるでしょう。
また、椎間関節がすりへってしまうために、脊椎がゆるむこともあります。この結果、第4腰椎の下関節突起があるべき位置より前にずれてしまいます。そして、
腰痛が起きるのです。
すべり症には、3種類あります。1つめは、形成不全性すべり症というものです。形成不全性すべり症は、もともと椎弓がうまく発達できていないために起こります。手術で治すことが可能です。
2つめは、分離すべり症です。分離すべり症は、脊椎分離が悪化して、すべり症になってしまうものです。
3つめは、これまでに説明した変性すべり症です。