背骨と腰痛の関係

背骨と腰痛の関係について、ご説明しましょう。

人間の体は背骨で支えられているものです。正しい姿勢で立っているときは、背骨がゆるいS字のカーブになっています。S字カーブになった背骨により、体への衝撃が吸収され、バランスをとることができます。

ふだん、背骨にかかる力は、かなり大きいものなのです。座っているときには、寝ているときの5倍という重さがかかります。背骨とつながっている腰にも、もちろん影響はでてきます。これだけでも、背骨と腰痛が無関係でないことがわかりますね。

また、姿勢を変えるだけでも、背骨や腰には負担がかかります。たとえば70kgの人が立っているだけでも、腰まわりに100kgちかい負担があるのです。さらに立ったまま礼をすれば、負担は150kgにまで上がります。いすにすわると140kgになり、すわったまま礼をすれば180kgになってしまいます。立ったりすわったりするだけで、ここまで負担がかかっているのです。

日常生活のなかでは、他にも背骨や腰に影響のあるいろいろな動きがあります。荷物を持ちあげたり、階段を上り下りしたり、体をねじったり。背骨にかかる負担は重くなるばかりで、このダメージが腰痛につながっていくのです。

つまり、人間が立って背骨を酷使しつづける限り、腰痛を訴えるひとがいるのは当たり前のことなのです。

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