経皮的レーザー椎間板減圧術

腰痛の症状として、椎間板ヘルニアがあります。椎間板ヘルニアは、負担のある姿勢などから椎間板が圧迫され、内部にある髄核が背中のほうへ飛びだすものです。飛びだした髄核が神経を圧迫すると、腰痛となってしまいます。

椎間板ヘルニアは、切開手術をして、飛びだした髄核をとりのぞくことで治ります。しかし、切開手術のためには長期の入院が必要となり、かなりの負担となってしまいます。そこで、切開手術にかわるものとして、経皮的レーザー椎間板減圧術がはじまりました。アメリカの医師が1987年に行てから、世界に広まっています。

経皮的レーザー椎間板減圧術は、専用の針を腰に刺して、レーザー照射用の管を椎間板まで入れます。そして、腰痛のもとになっている髄核の一部分を、レーザー照射してしまいます。このあと、飛び出した髄核はだんだんしぼんでいき、腰痛がなおります。

体の神経は、40度くらいの熱でもダメージを受けます。そのため経皮的レーザー椎間板減圧術では、神経へのダメージがないように、注意しなければなりません。CTというコンピューター断層撮影装置を使って治療がサポートされます。CTによって、針を刺す場所に狂いがなくなり、経皮的レーザー椎間板減圧術の安全性が向上します。

経皮的レーザー椎間板減圧術は、1時間以内でおわります。入院の必要はありません。

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